KPMGというコンサルタント会社によると、ロシアにおけるM&Aの取引額は、2007年の2倍に相当する、過去最大の1300億ドルに達しました。
世界的な流れと同様、ロシアでもM&Aは堅調で、6年連続で成長を示しています。世界経済においては、2007年は、サブプライム問題により、減速感もみられましたが、ロシアのM&A市場では、その影響は小さく、むしろ、ロシア内における資産価格の上昇や、市場透明性の改善などの要素が大きく、順調な伸びを示しました。
取引数としては、800件程度となっておりますが、大型の案件があったことなどが、この結果となりました。たとえば、ユコス資産の売却や、ロシア統一電力システムの再編などがありました。
また、M&Aが積極的に実施された理由として、外国資本によるM&A規模がさらなる拡大を遂げたという点もありました。ロシアにおける国際化、海外化の流れは強く、市場拡大などを目的とするほか、投資環境の整備なども後押ししました。
こういった成長性に対し、海外の投資家も注目を続けています。今後、ますますの拡大が期待されます。
